2016年11月6日(日)の第48回 全日本大学駅伝では最終8区まで先頭を走り、最後は青山学院大学のエース一色恭志選手に逆転を許しましたが、王者青山学院大学を最後の最後まで追い詰めた名門早稲田大学!
2011年第87回箱根駅伝以来の14度目の総合優勝を目指す名門早稲田大学の2017年第93回箱根駅伝における区間エントリー、注目選手、戦前予想をしていきます。
目次
大学三大駅伝
◆出雲駅伝(2016年10月10日):6区間45.1km
◆全日本大学駅伝(2016年11月6日):8区間106.8km
2017年第93回箱根駅伝 各区間距離及び中継所
往路
第 1区(21.4㎞) 大手町読売新聞東京本社前~鶴見
第 2区(23.2㎞) 鶴見~戸塚
第 3区(21.5㎞) 戸塚~平塚
第 4区(20.9㎞) 平塚~小田原
第 5区(20.8㎞) 小田原~箱根町芦ノ湖駐車場入口
復路
第 6区(20.8㎞) 箱根町芦ノ湖駐車場入口~小田原
第 7区(21.3㎞) 小田原~平塚
第 8区(21.5㎞) 平塚~戸塚
第 9区(23.2㎞) 戸塚~鶴見
第10区(23.1㎞) 鶴見~日本橋~大手町読売新聞東京本社前
※2017年第93回箱根駅伝から、4区は2.4km長く、5区は2.4km短くなります。
4区:18.5km → 20.9km
5区:23.2km → 20.8km
5区が山の神と呼ばれるような選手を多く生み出す注目の区間である一方で選手への負担や総合優勝への貢献度の高さが問題視されてきたことが理由に挙げられています。
2017年第93回箱根駅伝 早稲田大学区間エントリー予想
往路
1区: 武田凜太郎 (4年)
早稲田大学としてはここで青山学院大学の前に出て主導権を握りたいので、ハイペースの集団走でこそ力を出し切れる、安心感のある武田凜太郎選手を重要な1区に配置します!
2016年11月6日(日)の第48回 全日本大学駅伝でも1区を任され、東洋大学のスピードスター服部弾馬選手に次ぐ区間2位の好走で、チームに勢いをもたらしており、2017年第93回箱根駅伝でも再現を狙いたいと思います。
*全日本大学駅伝 第1中継所
早稲田大学
武田凜太郎選手→平和真選手
久し振りに先頭を走ってる早稲田を見れた
この流れを作った武田選手の走り◎ pic.twitter.com/ahgmGcbLCW— なつ (@natsuk10542) November 12, 2016
2016年11月20日追記
2016年11月20日に開催された上尾シティハーフマラソンで1時間01分59秒で優勝!自己ベストを大幅に更新し日本人現役学生3番目の好タイムで絶好調を証明!この調子であれば第93回箱根駅伝2017では1区区間賞も期待できますね♪
2区:永山博基(2年)
2区は次期エースとしての期待が高まる永山博基選手を抜擢!
2016年11月6日(日)の秩父宮賜杯 第48回 全日本大学駅伝で永山博基選手は4区を任され、拓殖大学の宇田 朋史主将、中央学院大学のスーパールーキー高砂 大地選手、山梨学院大学の 3年生エース市谷 龍太郎選手らを抑えて見事に区間賞を獲得しており、今勢いに乗っています!
この勢いで花の2区で大学長距離界のエース達とバチバチに勝負して頂きたいと思います♪
青山学院大学のエース一色恭志選手に遅れたとしても、気合の走りでなんとか秒差でつなぎたいですね!
関連記事→永山博基選手紹介 早稲田大学箱根制覇のカギを握るイケメンホープ!全日本大学駅伝区間賞でさらなる覚醒!
全日本大学駅伝 4区
*永山博基 (早稲田大学) pic.twitter.com/RaLu2HWgN6— かえフォトさん。 (@k_7250) November 6, 2016
3区:鈴木洋平(4年)
3区は安定感が光る4年生の鈴木洋平選手に期待します。
2016年第28回出雲駅伝では区間新記録で4区区間賞、2016年第48回 全日本大学駅伝では3区区間2位と2016年の駅伝シーズンでは見事な実績を残しており、2017年第93回箱根駅伝でも外さない走りをしてくれるでしょう!
早稲田大学としては2区までで青山学院大学に後れを取ったとしても、できればこの3区で少しでも挽回したい所かと思います。
日体大記録会
男子5000m16組
◎鈴木洋平さん(早稲田)ラスト一周の時、こんなに辛そうなのに足はガンガン動いてました!
13分台おめでとうございます! pic.twitter.com/uyHrvLujdI— みな (@mn_ekiden) May 17, 2016
2016年11月20日追記
2016年11月20日に開催された上尾シティハーフマラソンで1時間02分16秒をマークし自己ベストを大幅に更新。日本人現役学生11番目の好タイムで絶好調を証明!第93回箱根駅伝2017での活躍にますます期待が高まります♪
4区:平 和真 (4年)
4区のつなぎの区間は主将の平和真選手に託します!
5000m13分38秒64という大学トップクラスのスピードを持つ名門早稲田大学のキャプテン。
2014年第90回箱根駅伝、2015年第91回箱根駅伝において4区を任されているためこの区間の経験も十分で、特に2014年第90回箱根駅伝では、当時1年生ながら55分03秒という好記録で区間2位と適性もありますね♪
2017年第93回箱根駅伝からは2.4km距離が長くなることにより、重要度も増した4区!
駅伝ではいまいち自身の持つスピードを活かしきれていないシーンも目立ってはおりますが、大学駅伝最後のレースではそんなこと関係なく、今までの思いをすべてぶつけて頂き、圧倒的な走りでの区間賞を期待したいです!
平 和真選手のキャプテンとしての走りが早稲田大学往路制覇のポイントかと思います♪
○日本選手権
5000m 決勝
平 和真選手(早稲田) pic.twitter.com/5wyEaLePEX— りか (@Lblo_K) July 1, 2015
2016年11月20日追記
2016年11月20日に開催された上尾シティハーフマラソンで1時間02分14秒をマークし自己ベストを大幅に更新。日本人現役学生10番目の好タイムで自力の高さを証明!第93回箱根駅伝2017でもやってくれそうですね!
5区:安井雄一(3年)
ここは異論はないでしょう。5区は山登りの実績がある3年生の安井雄一選手!
2016年第92回箱根駅伝で当時2年生ながら5区山登りを託され、 1時間21分16秒の区間5位と好走しており、山登りへの適性があることを証明しています♪
山の神なき2017年第93回箱根駅伝では5区に計算できる安井雄一選手を配置できるということは、早稲田大学にとって大きなアドバンテージになるかと思います♪
全日本大学駅伝ゴール 安井雄一選手(早稲田)#全日本大学駅伝 #安井雄一 #早稲田 pic.twitter.com/1Et1FnfH1X
— ゆかり (@xxyukarixxx) November 6, 2016
復路
6区:佐藤 淳(4年)
ここは迷いましたが、6区山下りの実績のある佐藤淳選手を優先します!
2016年第92回箱根駅伝では当時3年生で6区山下りを任され、区間6位と安定した実績を残しており計算ができます。三浦選手に変わり急遽の区間変更であったことを考えると立派です。
ただし、2016年第92回箱根駅伝で区間記録タイで山を駆け下りた青山学院大学の小野田勇次選手には2分近く差をつけられているため、ここでどれだけ粘れるかが優勝へのカギを握りそうです。
スピードがある一年生の新迫志希選手に託す案もありますが、彼には将来平地での主要区間を走ってもらうことを期待し、特殊区間での起用は避けます。
第92回箱根駅伝
6区
佐藤 淳(早稲田)区間賞候補大本命と見られていた三浦に代わり6区にエントリー。5区候補であったことが周知されていた佐藤だったが、不安を裏切る形でしっかり下りきった。 pic.twitter.com/wWbOx8D1qA
— りか (@Lblo_K) January 3, 2016
2016年11月20日追記
2016年11月20日に開催された上尾シティハーフマラソンで1時間03分04秒の好記録をマーク!この調子であれば第93回箱根駅伝2017でも青山学院大学の小野田勇次選手にもそこまで話されることはないのではないでしょうか♪
7区:新迫志希(1年)
7区は期待のゴールデンルーキーの新迫志希選手を配置!
1年生ながら5000m13分47秒97のPBを持ち2016全日本インカレ5000mでも4位入賞という素晴らしいスピードの持ち主で、2016年全日本大学駅伝5区(11.6km)でも区間2位と好走し、早くも長い距離への適応も見せています!
ただし新迫志希選手本人は区間2位でもブレーキと反省の弁を語っており、彼の目指す頂の高さが伺えます。
復路にも有力選手をそろえる青山学院大学に対抗するには、ゴールデンルーキー新迫志希選手の爆発力も欠かせない要素になります♪
関連記事→新迫志希選手紹介 中学MVP男!名門早稲田で黄金世代トップに返り咲く!
2区 中継所手前
新迫 志希(早稲田大) pic.twitter.com/Phrjz9kxo0— か な (@kanaj7) October 12, 2016
8区:太田智樹(1年)
8区にも期待のスーパールーキーの太田智樹選手で次世代を担うルーキーどうしのタスキ渡しを期待!
太田智樹選手も2016年全日本大学駅伝7区(11.9km)で区間3位と好走し、長い距離でも計算ができそうです。
ただし、新迫志希選手も太田智樹選手も2016年全日本大学駅伝での走りには満足しておらず、この二人の伸び盛りのルーキー達は2017年第93回箱根駅伝まで、まだまだ調子を上げられそうです♪
全日本大学駅伝
早稲田大学
7区 太田 智樹 選手#ekiden #全日本大学駅伝 pic.twitter.com/JucT4YljCB
— 駅伝垢@run (@run___ekiden) November 6, 2016
2016年11月20日追記
2016年11月20日に開催された上尾シティハーフマラソンで初ハーフマラソンながら1時間02分48秒をマークし11位でゴール。さすがスーパールーキー!各校のエースクラスとハーフの距離でも互角に戦えることを証明し、一気に箱根候補ですね!第93回箱根駅伝2017での活躍に期待が高まります!
9区:井戸浩貴(4年)
9区は経験のある4年生の井戸浩貴選手で確定でいいでしょう!
前回の2016年第92回箱根駅伝9区区間賞と実績も適性も最適です♪彼に任せておけば安心です!
2016年5月の関東インカレハーフマラソンでは山梨学院大学が誇る大砲ドミニク・ニャイロ選手に次ぐ2位表彰台と好調を維持しておりましたが、駅伝シーズンでは10月の第28回出雲駅伝でエース区間6区を任され区間10位、11月の第48回全日本大学駅伝には出場しておりません。
2017年第93回箱根駅伝に向けて調子を上げてこられるかだけが不安要素になりますが、しっかり仕上げることができれば復路のエース区間でも区間賞候補でしょう♪
【第92回箱根駅伝】
井戸浩貴選手(早大/9区) 区間賞!! pic.twitter.com/7XXiqa1FPB— まつ (@pctril_alife) January 4, 2016
2016年11月20日追記
2016年11月20日に開催された上尾シティハーフマラソンで1時間03分25秒の好記録をマーク!第93回箱根駅伝2017に向けて、しっかり調子を上げてきているので一安心です♪
10区:藤原滋記(3年)
最終10区も経験のある3年生の藤原滋記選手に任せられます!
前回の2016年第92回箱根駅伝では当時2年生ながら10区を任され、区間6位と計算ができます。
2016年第48回全日本大学駅伝で6区(12.3km)を区間3位と好走し調子もよさそうで、前回以上の走りを期待できるのではないでしょうか♪
【92回 箱根駅伝】
早稲田 藤原滋記選手 pic.twitter.com/xQ3Ktoot1u— mei (@msky52313) January 4, 2016
2016年11月20日追記
2016年11月20日に開催された上尾シティハーフマラソンで1時間03分38秒の好記録をマーク!第93回箱根駅伝2017に向けて相変わらず調子が良さそうです♪
補欠
光延 誠(3年)
石田康幸(3年)
5000m13分台、ハーフマラソン1時間3分台とスピードとスタミナを併せ持つ光延 誠選手、徐々に頭角を現しつつある伸び盛りのイケメンランナー石田康幸選手の3年生2人も、しっかりと調子を上げ、この後の上尾ハーフマラソンなどで好走できれば当然箱根候補になるかと思います♪
対校5000m
光延 誠(早稲田)が1着 pic.twitter.com/yKrV5d4LVU— りか (@Lblo_K) April 2, 2016
石田康幸(商② 浜松日体)
箱根への気持ちを漢字1文字で表してもらった!それはずばり「愛」。「愛」があれば走れる。「愛」の力は計り知れない。陸上への「愛」、早稲田への「愛」できっと激走してくれるはずだ!
みんなも「愛を」届けてくれ☆ pic.twitter.com/UiSqxxC0BZ— アゲパン番長@公認 (@wild_uraban) December 17, 2015
まとめ
1区:武田凜太郎 (4年)
2区:永山博基(2年)
3区:鈴木洋平(4年)
4区:平 和真 (4年)
5区:安井雄一(3年)
6区:佐藤 淳(4年)
7区:新迫志希(1年)
8区:太田智樹(1年)
9区:井戸浩貴(4年)
10区:藤原滋紀(3年)
打倒青山学院大学を考慮して組んだオーダーですが、ポイントとしては1区で青山学院大学の前に出てしっかりとレースの主導権を握ることです!その場合は武田凜太郎選手に1区を任せるのが一番可能性が高いのかと感じます。
2区で逆転されても秒差でつなぎ、3区4区で差を広げないで粘り、5区山登りで逆転!が理想の展開ですね。
できれば3区4区で差を詰めたいところですが、青山学院大学も有力選手を往路に投入してくることが濃厚なので、やはり1区からいかに主導権を握って走れるか、また青山学院大学の選手を焦らせるかがポイントになるかと思います。
2017年第93回箱根駅伝 青山学院大学区間エントリー予想
1区:鈴木塁人(1年)
2区:一色恭志(4年)
3区:森田歩希(2年)
4区:田村和希(3年)
5区:秋山雄飛(4年)
6区:小野田勇次(2年)
7区:吉永竜聖(3年)
8区:池田生成(4年)
9区:下田裕太(3年)
10区:安藤悠哉(4年)
関連記事→2017年第93回箱根駅伝 区間エントリー予想 ~青山学院大学~
予想通り1年生の鈴木塁人選手が1区に配置されたら、早稲田大学としてはなんとしても、ここで前に出たいですね!
早稲田大学は往路も復路もいろんなパターンが考えられ、予想がなかなか難しかったです。
濃厚なのは5区の安井雄一選手、9区の井戸浩貴選手、10区の藤原滋紀選手でしょうか。
あとは青山学院大学のオーダーに合わせて、当日変更も含めて駆け引きもありそうです♪
2016年11月20日追記
2016年11月20日に開催された上尾シティハーフマラソンでは早稲田の圧倒的な強さが光りました!
世田谷246ハーフマラソンの青山学院大学の成績に衝撃を受けて、来年の箱根はやっぱり青学で決まりかなぁなんて思っていましたが、上尾シティハーフマラソンでの早稲田大学の成績はそれ以上の衝撃ですね!
気温が低く条件が良かったこともあり、タイムを鵜呑みにはできませんが、調子がいいことは間違いなさそうです。
第93回箱根駅伝2017に向けて早稲田大学は10人計算出来る選手がそろった印象が強く、優勝争いは完全にわからなくなりましたね・・・
関連記事→2017年第93回箱根駅伝 区間エントリー予想 ~東海大学~
関連記事→2017年第93回箱根駅伝 区間エントリー予想 ~駒沢大学~
気になる注目選手の詳細はこちら
→第93回箱根駅伝2017 要注目選手紹介①(各校2名に絞って!)これで箱根が100倍楽しめる♪
→第93回箱根駅伝2017 要注目選手紹介②(各校2名に絞って!)これで箱根が100倍楽しめる♪
第93回箱根駅伝2017区間エントリー
※2017年1月2日、3日の当日変更も含めて超速報していきます。
→第93回箱根駅伝2017 区間エントリー選手一覧(全チーム)【画像・動画】
私が予想した早稲田の区間配置
(往路)1区・武田くん-2区・永山くん-3区・平くん-4区・鈴木くん-5区・安井くん
(復路)6区・佐藤くん-7区・新迫くん-8区・太田くん-9区・井戸くん-10区・藤原くん
(リザーブ)光延くん、石田くん、清水くん等6人です。
いかがでしょうか。
上田さん
コメントありがとうございます。
平選手が3区で鈴木選手が4区ですか!それもありですね♪
実際私もそこは迷いましたが、2区までで青山学院大学の後ろにいるのではないかと想定すると3区は絶対に外せないので、私はより安定感のある鈴木選手にした感じです♪
7、8区のルーキータスキ渡しは結構大胆予想をしたつもりだったのですが同じ予想の方がいらっしゃってうれしいです(笑)
リザーブの清水選手はノーマークでした!リサーチしておきます♪
大晦日になりこの記事を目にしました。素晴らしい予想ですね。それも上尾シティマラソンの結果が出る前のものだからなおさらすごいと思う。本番もほぼ当たっているのではないかと思います(10区は予想が外れてしまいましたが、まあ、藤原選手だと思いますよね)。往路はアクシデントでもなければ当日変更なし。復路で6区から9区まで総入れ替えになるのではないかと思います(管理人さんも同じ予想でしょう)。でも私の希望としては、6区太田選手、7区佐藤選手、8区藤原選手、9区井戸選手かな。佐藤選手は昨年6区走っていますがあまり得意じゃなさそうだったので平地でがんばって欲しい、持ちタイムもあるし。太田選手は未知の魅力があり六区は面白いと思います(プラスに働くと思います)。新迫選手は楽しみより不安のほうが大きいです。あの小さな体で跳ねるようなフォーム、長距離と箱根の形状や風には不利なんじゃないかなと思います。もう少しじっくり育てて長距離での結果も残した上で箱根で使って欲しいな。とにかく全選手ベストコンディションで臨んで欲しいですね。
初老の小さい小太りおじさんさん
コメントありがとうございます。そして恐縮です。今回の予想はたまたまだと思われます。
アクシデントがなければ復路6~9区総入れ替えの可能性も高いと思いますが、わたしはあとは6区石田選手に目途がたって、7~10区総入れ替えの可能性もあると感じています。
その場合も仰っていただいた4選手に変更になることが濃厚ですが、博打が好きな人は、危険も隣り合わせだけど魅力もある新迫選手に賭けたい気持ちも少しあったり・・・