中央大学陸上競技部長距離(駅伝)ブロックでは、選手によってユニフォームが異なることをご存知でしょうか?
よく見ると、2種類のユニフォームが存在しています。
中央大学陸上競技部豆知識!黄台、Cマークとは?
Cマークユニフォーム
真っ白なユニフォームをベースに、胸の位置に真っ赤な中央大学マークの「C」の文字があります。
お正月の風物詩である箱根駅伝等をご覧になってイメージされるのはこちらのユニフォームかと思います。
黄台ユニフォーム
こちらはCマークユニフォームに金(黄)色の縁どりがしてあるユニフォームとなります。
微妙な違いではありますがよーくご覧になっていただくと違いがお分かりになるかと思います。
Cマークユニフォームと黄台ユニフォームの違いは?
Cマークユニフォームと黄台ユニフォームの違いは、ずばり選手の実績によるものです。
Cマークユニフォーム着用条件
Cマークユニフォームの着用条件は、以下の記録を上回ることです。
- 1,500m 3分53秒以内
- 5,000m 14分15秒以内
- 10,000m 29分30秒以内
- ハーフ 1時間4分30秒以内
- 3,000mSC 9分05秒以内
*有効期間は1年間
実はCマークユニフォームを着用するにも、一定の条件があり、中央大学陸上競技部長距離(駅伝)ブロックに入部しただけで、全員が誇り高き”Cマークのユニフォーム”を着用できるわけではないということです。
この設定記録はすべて、関東インカレの出場資格であるB標準以上で、A標準ともほぼ同等であるとても高いハードルとなっております。
関東インカレA標準記録
- 1,500m 3分51秒50以内
- 5,000m 14分12秒以内
- 10,000m 29分30秒以内
- ハーフ 1時間6分00秒以内
- 3,000mSC 9分08秒以内
10,000mは同等で、ハーフと3000mSCに関しては関東インカレA標準記録よりもCマークユニフォーム着用条件の方がレベルが高いですね。
ということは、Cマークユニフォームを着用しているだけでも、大学陸上界でも上位レベルに位置することを意味しており、賞賛に値するようなすごいことなんですね。
黄台ユニフォーム着用条件
c条件はCマークユニフォームの着用条件よりもさらに厳しいものとなっております。
- 日本陸上選手権入賞者
- 全日本インカレ入賞者
- 関東インカレ入賞者
- 中央大学新記録樹立者
- 箱根駅伝優勝者(往路・復路・総合・区間)ならびに中大記録樹立者(総合・区間)
- 全日本大学駅伝区間賞ならびに中大記録樹立者
- 出雲駅伝区間賞
*有効期限なし
大学の主要大会において、極めて優秀な成績や、新記録などを樹立した者だけが着用することができる、いわば選ばれたものしか着用することができない誇り高きユニフォームなんですね
この黄台ユニフォームを着用している選手は、大学陸上界でもトップレベルにあるという証でもありますので、もし黄色の縁取りがあるユニフォームの選手を目にしたらその選手には、期待大ということですね。
そんなとこにも着目してみたら、より楽しめるかもしれませんね!