皆さんは、2016年大学陸上中長距離界に旋風を巻き起こしている、東海大学の黄金ルーキー世代の存在をご存知でしょうか?
その黄金ルーキー世代の中でも、1位2位を争う程のポテンシャルを持ち、2016年10月10日(月)に行われた第28回出雲駅伝でも1年生ながら1区を任される等、チームの切り込み隊長として活躍しているのが、鬼塚翔太(おにづかしょうた)選手となります。
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鬼塚翔太
大学陸上中長距離界では珍しく、茶髪で今風な感じですね♪ちなみに高校時代は丸坊主で全然違った印象ですね。

鬼塚翔太高校時代
プロフィール
氏名 | 鬼塚翔太 |
生年月日 | 1997年9月13日 |
高校 | 大牟田高校(福岡) |
大学 | 東海大学 |
高校は福岡の大牟田高校で九州男児ですね。
自己ベスト
800m | – |
1500m | 3分46秒01 ※東海大学歴代10位 |
5000m | 13分43秒61 ※東海大学歴代5位 |
10000m | 28分55秒26 |
20000m | – |
ハーフマラソン | – |
若干1年生ながらも1500mと5000mに関しては既に東海大学の歴代記録に入ってきており、10000mでもトップクラスの証である28分台に既に突入しております。ごいごいごいすーですねー。
ただ、同じく東海大学の1年の關颯人選手(佐久長聖)が、1500m東海大学歴代3位、5000m東海大学歴代4位と更に上に名を連ねています。
關颯人選手の記録は、なんとジュニア(20歳未満)の日本歴代記録でも1500m6位、5000m7位と、歴史的に見ても素晴らしい記録となっております。
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東海大学歴代記録
1500m
1位 | 3分42秒58 | 佐藤大樹(2006.05.27) |
2位 | 3分43秒47 | 荒井七海(2015.06.27) |
3位 | 3分43秒69 | 關颯人(2016.08.05) |
4位 | 3分43秒88 | 阪口竜平(2016.06.04) |
5位 | 3分44秒17 | 林竜之介(2016.04.23) |
6位 | 3分45秒07 | 佐藤悠基(2007.04.07) |
7位 | 3分45秒74 | 臼田暁史(1999.10.28) |
8位 | 3分45秒77 | 角田貴則(2002.05.25) |
9位 | 3分45秒95 | 館澤亨次(2016.08.05) |
10位 | 3分46秒01 | 鬼塚翔太(2016.08.05) |
5000m
1位 | 13分23秒57 | 佐藤悠基(2006.08.30) |
2位 | 13分34秒85 | 村澤明伸(2011.09.13) |
3位 | 13分37秒72 | 伊達秀晃(2006.05.21) |
4位 | 13分41秒28 | 關颯人(2016.10.01) |
5位 | 13分43秒61 | 鬼塚翔太(2016.07.07) |
6位 | 13分46秒10 | 早川翼(2012.07.07) |
7位 | 13分48秒89 | 館澤亨次(2016.07.11) |
8位 | 13分49秒33 | 川端千都(2015.10.03) |
9位 | 13分49秒75 | 柴田真一(1999.05.16) |
10位 | 13分50秒52 | 荒井七海(2015.07.12) |
鬼塚翔太選手も十分すごいのですが、更にその上が同じ学年にいるって本当に本当にごいすーなモンスター世代ですね。
高校駅伝成績
2013年全国高校駅伝 | 7区 2位(14分33秒) |
2014年全国高校駅伝 | 3区 13位(24分22秒) |
2015年都道府県駅伝 | 1区 1位(20分04秒) |
2015年全国高校駅伝 | 1区 4位(29分30秒) |
2016年都道府県駅伝 | 1区 2位(20分05秒) |
本当に素晴らしい実績です。特に2015年都道府県駅伝では2年生ながらエース区間である1区で区間賞とはごいすー。
大学駅伝成績
2016年出雲駅伝 | 1区 2位(23分26秒) |
2016年出雲駅伝では1年生ながら1区で2位と、大学でもすでに大活躍の片りんを見せておりますね。
こうやってみるとここ最近はやはり1区での活躍が目立ちますね。チームの切り込み隊長として集団層から得意のラストスパートを武器に確実に抜け出してくる安定感は素晴らしいものがあります。
2016全国都道府県対抗男子駅伝 1区ラスト
https://twitter.com/LemonTea4869/status/785469545074929664
高校陸上長距離界現役最強である遠藤日向選手相手に一歩も引かないラスト勝負はしびれます。名勝負ですね!
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最後に
今後数年間、大学長距離界に旋風を起こし続けるであろう東海大学の黄金ルーキー世代。
鬼塚翔太選手は、関 颯人選手と並びその中心にいるのは間違いないでしょう。
2016全国都道府県対抗男子駅伝で遠藤日向選手と互角に渡り合った彼のラストスパートの持続力は脅威的です。
この九州男児ど根性ラストスパートを武器に切り込み隊長としてチームに勢いを付けることが、絶対王者青学を倒す上での必要条件になるでしょう。
彼のポテンシャルなら必ずやってくれるでしょう。今後の活躍にますます期待が膨らみます。