大学大会注目選手

森田歩希選手紹介 帰ってきた日本のほまれ!歴代記録保持者が全日本大学駅伝MVPで世代トップに返り咲く

morita

5000mの中学生歴代記録保持者が、王者青山学院大学に在籍しているのはご存知でしょうか?意外と知られていないですよね!

5000m13分39秒65の記録を持つ絶対的エースの一色恭志選手でしょうか?

2016年全日本大学駅伝花の2区でゲームチェンジャーとして区間賞を取り流れを変えた3年生エースの田村 和希選手でしょうか?

はたまた2016年東京オリンピックで日本人学生1位となった下田裕太選手でしょうか?

いいえ、違います。

中学生歴代記録保持者は、2016年11月6日(日)に行われた秩父宮賜杯 第48回 全日本大学駅伝対校選手権大会で6区(12.3km)で区間賞を獲得し、青山学院大学の初制覇に大きく貢献した森田歩希(もりたほまれ)選手となります。


青山学院大学 森田歩希選手

青山学院大学 森田歩希選手

素敵な笑顔ですね♪森田歩希選手はポジティブな性格なのでしょうね!

目が前についている理由なんて考えたことなかったです!(ドラえもんでのび太の担任の先生が言った名言見たいですね)

プロフィール

氏名 森田 歩希
生年月日 1996年6月29日
高校 竜ヶ崎一高校(茨城)
大学 青山学院大学

森田歩希選手は2015年に茨城県の竜ケ崎一高校を卒業し、王者青山学院大学に進学しております。

歴代記録を作った中学校は、高校と同じく茨城県の御所ヶ丘中学校ですね。

自己ベスト

800m
1500m
5000m 13分58秒18
10000m 29分58秒37
20000m
ハーフマラソン 1時間03分01秒

5000mについては、2016年7月9日世田谷陸上競技会で4年ぶりに自己記録を更新しトップランナーの証である13分台に突入しております。

最後は上げられませんでしたが、終盤の独走は圧巻の走りでしたね!

ただ、中学3年生時の平国大競技会(2011年12月10日)の時点で、今もなお中学歴代最高である14分38秒99という驚異的な記録をマークしていることを考えると、森田歩希選手はまだまだ記録を伸ばせそうだと感じさせてくれます。

5000m中学歴代10傑

 順位 タイム 名前 所属 日付
1 14分38秒99 森田歩希 守谷市立御所ヶ丘中学校 2011年12月10日
2 14分41秒33 荒生実慧 酒田市立第一中学校 2015年12月6日
3 14分43秒71 横田俊吾 五泉市立山王中学校 2015年9月26日
4 14分48秒38 長谷川令 坂戸市立桜中学校 2012年12月2日
5 14分49秒75 永山博基 湧水町立栗野中学校 2012年3月18日
6 14分49秒76 山元育 水口町立水口中学校 1988年10月18日
7 14分51秒29 前田了二 武雄市立川登中学校 1988年10月18日
8 14分54秒45 遠藤日向 郡山第四中学校 2013年12月1日
9 14分54秒70 行天康平 石井町立高浦中学校 1999年3月27日
10 14分55秒00 北川敬大 つるぎ町立貞光中学校 1996年12月14日

なんていったって中学歴代トップですから、例えば今をときめく高校最強の怪物ランナー遠藤日向選手よりも中学時代は森田歩希選手の方が速かったってことですもんね。凄すぎです!

関連記事→遠藤日向選手紹介 高校最強!東京五輪で世界の壁をぶち破るモンスター!

また、大学1年生時に記録したハーフの1時間03分01秒という記録も、強豪ひしめく王者青学の中でも8位にランクインする好記録で、森田歩希選手は長い距離にも対応できていることが分かります。

青山学院大学 ハーフマラソン上位10傑

順位 氏名 学年 記録 年月
1位 一色 恭志 4 1:02:09 15・2
2位 下田 祐太 3 1:02:22 15・3
3位 田村 和希 3 1:02:22 15・3
4位 秋山 雄飛 4 1:02:29 16・2
5位 中村 祐紀 3 1:02:35 16・2
6位 池田 生成 4 1:02:45 16・1
7位 鈴木 塁人 1 1:02:55 16・11
8位 森田 歩希 2 1:03:01 16・1
9位 橋詰 大慧 2 1:03:36 16・2
9位 吉永 竜聖 3 1:03:36 16・11

 

強豪ひしめく王者青学の中でも、2年生世代ではトップの記録になるので、その価値は非常に高いかと思います。

主な駅伝成績

中学成績

2011年都道府県駅伝 6区 36位(00:09:09)
2012年都道府県駅伝 2区 4位(00:08:43)

中学3年時は2012年都道府県駅伝で2区4位とロードでも実績を残しております。

 

高校成績

2015年都道府県駅伝 5区 29位(00:25:48)

高校時代は故障の影響もあり満足な成績を残すことができませんでした。

左下の選手です!少し幼さが残っていますね♪

大学成績

2016年全日本駅伝 6区 1位(35分39秒)☆MVP

辛い時こそ顔を上げて前へ前へと進むポジティブな森田歩希選手は故障なんかで終わるような選手じゃないですね!

2016年11月6日(日)に行われた秩父宮賜杯 第48回 全日本大学駅伝対校選手権大会で森田歩希選手は6区歴代3位タイの好タイムで区間賞そしてMVP!見事に復活の走りを見せてくれました♪

https://twitter.com/ihimorita/status/795141378770513920

大学初駅伝でMVP!素晴らしいの一言ですね!

青山学院大学は序盤で遅れるなど、最終8区まで早稲田大学を追いかける想定外の苦しい展開となったが、森田歩希選手のMVPの活躍等で徐々に差を詰め、最終8区一色恭志選手がついに逆転し、2016年第48回 全日本大学駅伝初制覇を達成しました。

2016年10月10日(月)に行われた2016年第28回出雲駅伝も危なげなく制覇していることから、2017年第93回箱根駅伝での大学3大駅伝3冠達成に王手をかけております!

終わりに

最強王者青山学院大学で見事に復活をとげた中学歴代記録保持者の森田歩希(もりたほまれ)選手です。

2016年第48回 全日本大学駅伝MVPの活躍を見ると、2017年第93回箱根駅伝での活躍にも期待が高まりますね。

現在、2016年大学2年生世代最強と呼び声が高いのは現役箱根ランナーオリンピアンの塩尻和也選手(順天堂大学)となります!

関連記事→塩尻和也選手紹介 3000SC期待のホープ☆箱根ランナーがオリンピックに!そして世界へ!

塩尻和也選手が所属している順天堂大学は2016年第48回 全日本大学駅伝には出場していなかったので、直接対決を見ることは出来ませんでしたが、 2017年第93回箱根駅伝では、全日本大学駅伝で復活を見せつけた元世代トップ森田歩希選手と、2016年リオデジャネイロオリンピックにも出場した現世代トップの塩尻和也選手の新旧世代トップの直接対決がぜひとも実現してほしいと思います!

2016年第48回 全日本大学駅伝4区区間賞も早稲田大学2年生の永山博基選手と2016年大学2年生世代がここにきて一気に盛り上がってきており、いまからワクワクが止まりません♪

関連記事→永山博基選手紹介 早稲田大学箱根制覇のカギを握るイケメンホープ!全日本大学駅伝区間賞でさらなる覚醒!

遅れてきた世代トップランナー森田歩希選手の復活が2016年大学2年生世代を今後おおいに盛り上げてくれるのは間違いないでしょう!

復活した日本のほまれ!森田歩希選手の今後の活躍から目が離せません!

関連記事はこちら

コメントを残す