一般&実業団大会概要

ニューイヤー駅伝 2017 (第61回)戦前予想、注目チーム/選手紹介☆駅伝が100倍楽しめる♪【画像・動画】

newyear2017

2017年1月1日(日)に群馬県にて開催されるニューイヤー駅伝2017!

実業団駅伝日本一を決定する熱い大会がやってきました!

ここでは第61回ニューイヤー駅伝(全日本実業団対抗駅伝競走大会)2017の、気になるチームや選手などの要注目のポイントについてご紹介していきます。


ニューイヤー駅伝2017概要

ニューイヤー駅伝2017(第61回)概要について(開催日程、コース、出場チーム、歴代記録等)

ニューイヤー駅伝2017注目チーム

トヨタ自動車

まず最初の注目チームは、2015年大会からニューイヤー駅伝2連覇中の現王者トヨタ自動車!

氏名 年齢 5000m 10000m マラソン
外丸 和輝 29歳 13分50秒57 28分38秒00 2時間11分25秒
大石 港与 28歳 13分36秒40 27分48秒56
藤本 拓 27歳 13分38秒68 28分20秒96
早川 翼 26歳 13分46秒10 28分06秒10
田中 秀幸 26歳 13分36秒08 28分27秒42
藤井 啓介 26歳 13分51秒88 28分42秒42
松本 稜 26歳 13分45秒96 28分15秒42
宮脇 千博 25歳 13分35秒74 27分41秒57 2時間11分50秒
松本 賢太 25歳 13分43秒76 28分17秒99 2時間22分42秒
山本 修平 25歳 13分42秒17 28分14秒49
服部 勇馬 23歳 13分36秒76 28分09秒02 2時間11分46秒
ヒラム・ガディア 21歳 13分13秒66 27分30秒75

なんといっても東洋大学時代に箱根駅伝花の2区で二年連続区間賞を獲得して鳴り物入りで入部してきた大型ルーキー服部勇馬選手の走りに注目が集まっていますね!30kmの学生記録を持つ、2020東京五輪マラソン期待の星です!

残念ながら、エースの窪田忍選手が故障で出場できないので、2位に5分01秒差をつける大会新記録で圧勝した中部実業団駅伝に引き続きルーキーながらエース区間の4区を任されることが濃厚ですので、トヨタ自動車の連覇には服部勇馬選手の活躍が不可欠になるかと思います!

また、キャプテンの大石港与選手が、2016年11月に行われた八王子ロングディスタンスで、村山紘太選手(旭化成・23)、設楽悠太選手(Honda・25)のリオ五輪代表2人に次ぐ今季日本人3番手の10000m27分48秒56という快記録を残し絶好調で臨めるのも好材料です!

関連記事→八王子ロングディスタンス2016 エントリー/結果速報【画像・動画】

さらには2015年から2年連続6区区間賞を獲得している田中秀幸選手の存在も非常に大きく、トヨタ自動車は圧倒的な大砲を擁しているわけではありませんが、つなぎの区間までしっかり計算できる選手が多いチームの層の厚さが強さの秘訣でしょうか!

トヨタ自動車は、絶好調キャプテン大石港与選手がチームを引っ張り、スーパールーキー服部勇馬選手を新たな戦力に加え、旭化成、ヱスビー食品、コニカミノルタに続く、史上4チーム目の3連覇に挑みます!

コニカミノルタ

続いての注目チームは2015年大会からニューイヤー駅伝2年連続2位と悔し涙を飲んだ21世紀最強のチームコニカミノルタ!

氏名 年齢 5000m 10000m マラソン
宇賀地 強 29歳 13分29秒50 27分40秒69 2時間10分50秒
山本 浩之 30歳 13分45秒43 27分55秒40 2時間11分48秒
野口 拓也 28歳 13分46秒99 28分25秒27 2時間12分29秒
谷川 智浩 27歳 13分51秒09 28分24秒31 2時間11分39秒
伊藤 正樹 27歳 13分51秒30 28分28秒64 2時間30分41秒
菊地 賢人 26歳 13分35秒18 28分04秒25
小板橋 海渡 22歳 14分08秒37 30分36秒08 2時間15分03秒
設楽 啓太 25歳 13分40秒32 27分51秒54
西池 和人 23歳 13分37秒93 28分37秒22
神野 大地 23歳 14分02秒49 28分17秒54
長谷川 令 19歳 13分59秒03
サムエル・ムワンギ 19歳 13分27秒66 27分50秒93

こちらもスーパールーキー“三代目山の神”神野大地選手が最注目ですね!

青山学院時代に5区山登りで、“二代目山の神”柏原竜二の1時間16分39秒という驚異的な区間記録を、約20m延長されたコースで24秒上回った奇跡的な走りで“三代目山の神”が降臨したのは記憶にも新しいのではないでしょうか。

箱根駅伝MVPの金栗四三杯も受賞するなど大学駅伝の山登りでの活躍は誰もが認める圧倒的なものでしたが、ニューイヤー駅伝でも”山だけじゃないぞ大作戦”で快走を期待したいですね♪

https://twitter.com/AyunaLOVELIKE/status/813046686830338048

山だけじゃない神野大地選手が加入したのは非常に大きいですが、ただチームのエース格の2人(宇賀地強選手、設楽啓太選手)の状態が全然上がってきていないことが不安材料として残りますね・・・

好材料としては、今季日本選手権10000m7位入賞、ニューヨークシティマラソン2時間11分49秒の好記録で4位入賞と好調の山本浩之選手の存在は大きいですね!

しかし、やはり宇賀地強選手、設楽啓太選手の重要な二人がエース区間を走れるくらいに戻ってきていないと今年もトヨタ自動車を逆転することは難しいことが予想されます。

旭化成

最後の注目チームは今季日本人選手が絶好調のニューイヤー駅伝過去最多21回の優勝を誇る古豪旭化成!

氏名 年齢 5000m 10000m マラソン
佐々木 悟 31歳 13分50秒89 28分32秒30 2時間08分56秒
深津 卓也 29歳 13分33秒34 27分56秒29 2時間09分31秒
出口 和也 28歳 13分39秒40 28分20秒66 2時間17分59秒
鎧坂 哲哉 26歳 13分12秒63 27分29秒74
丸山 文裕 26歳 13分56秒63 28分27秒63 2時間09分39秒
市田 孝 24歳 13分35秒19 27分53秒59
市田 宏 24歳 13分50秒45 28分34秒66
大六野 秀畝 24歳 13分28秒61 27分46秒55
村山 謙太 23歳 13分34秒53 27分39秒95 2時間16分58秒
村山 紘太 23歳 13分19秒62 27分29秒69
吉村 大輝 24歳 13分59秒06 28分42秒67 2時間13分12秒
西 純平 21歳 14分22秒62 29分57秒82

まず注目なのは、昨年2015年の八王子ロングディスタンスの10000mで従来の日本記録を二人そろって更新した日本人歴代1位の村山紘太選手と日本人歴代2位の鎧坂哲哉選手の2枚看板ですね。このダブルエースは非常に強力!

村山 紘太選手は2016年リオ五輪にも5000m、10000mの2種目で出場した現役オリンピアンで、はまったときのラストのキレ味は半端じゃないです!

また、今季10000m27分53秒59の自己記録をマークし、九州実業団駅伝でも5区区間賞と現在絶好調の市田孝選手、八王子ロングディスタンス2016で10000m27分台と好調を維持している大六野秀畝選手の存在も大きいです!

 現在絶好調の市田孝選手の双子の弟である市田宏選手、10000m日本記録保持者村山紘太選手の双子の兄である村山謙太選手の調子も上がって、ダブル双子の活躍があれば、1999年以来のニューイヤー駅伝優勝も可能性はあるのではないでしょうか!

ニューイヤー駅伝2017注目ランナー

ポール・タヌイ選手(九電工)

氏名 年齢 5000m 10000m
ポール・タヌイ 26歳 12分58秒69 26分49秒41

まずは、日本人がいまだ到達できていない5000m12分台、10000m26分台という理解不能の驚異的な自己記録を持っているポール・タヌイ選手です。

この記録は今大会全選手トップの記録となります。

また、ナイキオレゴンプロジェクトの大迫傑も含む日本のトップランナーが挑み惨敗した2016年リオ五輪10000mで2大会連続2冠の伝説モハメド・ファラー選手(英国)には0秒47差で敗れはしましたがなんと銀メダルを獲得しています。

もう正真正銘の世界的な怪物ランナーですね!

今年のニューイヤー駅伝2016では怪物が集まるインターナショナル区間の2区で区間賞(22分28秒)を獲得するなど駅伝での実績も申し分なく、来年のニューイヤー駅伝2017でもきっと爆発的な走りを見せてくれることでしょう♪

今井正人選手(トヨタ自動車九州)

氏名 年齢 5000m 10000m マラソン
今井 正人 32歳 13分47秒15 28分18秒15 2時間07分39秒

続いては“初代山の神”今井正人選手です。

東京マラソン2015で記録したマラソンの2時間07分39秒という自己記録は日本人歴代6位で今大会ナンバー1の記録になります。

“三代目山の神”神野大地選手より一足先に、”山だけじゃないぞ大作戦”を着実に遂行しています。

2016年11月に熊本で行われた甲佐10マイル公認ロードレースでは初代から3代目までの山の神が勢ぞろいしたレースが行われましたが、勝負は“三代目山の神”神野大地選手に軍配が上がり、今井正人選手は8秒差の2着となっておりますが非常に豪華なレースでした。(”二代目山の神”柏原竜二選手は棄権)

ニューイヤー駅伝2017でも真の山の神対決が見れるといいですね♪

ニューイヤー駅伝2017(第61回)地区予選ハイライト・エントリー・結果速報

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